<Kasperskyレポート: IT/テック業界で働く女性2020 -日本>

3月 26, 2021
Category: お知らせ

[本リリースは、2021年1月19日、2月15日、3月1日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
 

・9割が「在宅勤務はキャリアアップの妨げにならない」と回答
・「コミュニケーション力」に強みを見い出し、「ワークライフバランス」を重視
・IT/テック業界で働きたい女性を増やすヒントは「教育機関」の後押しと、「女性のロールモデル」との出会い創出

–【概要】—
Kasperskyは、IT/テクノロジー(以下:IT/テック)業界で働く女性のキャリア応援の一環として、グローバル調査を実施しました。そのうち日本の女性250人を対象とした主な調査結果から、次のような傾向が分かりました。
新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから(2020年3月以降)少なくとも一部の期間に在宅勤務をした、IT/テック業界で働く日本の女性の53%が「オフィスワークより、在宅勤務の方が好き」または「効率的」と回答。世界の女性の47%より6ポイント多い結果になりました。また、93%は「在宅勤務はキャリアアップの妨げにならない」と回答。世界の女性の82%より11ポイント多く、在宅勤務はIT/テック業界で働く日本の女性に適しており、キャリアアップにとってもマイナスにならないと考える人が多いことが分かりました。
IT/テック業界で働きたい日本の女性を増やすヒントは「教育機関」からの後押しと、「女性のロールモデル」との出会いの創出になりそうです。また、現在勤務している女性の価値観から探ったところ、就業の際に最も重要視されている「ワークライフバランス」(27%)、また、IT/テック業界のアドバンテージとして30%が回答した「高い柔軟性」を提供することが有効だと考えられます。

【調査サマリー】IT/テック業界で働く女性2020 –日本
1)2人に1人(53%)は「在宅勤務の方が好き」または「効率的」と回答。
2)約9割(93%)が「在宅勤務はキャリアアップの妨げにならない」と回答。
3)3人に1人(33%)が「コミュニケーション力」に強みを見い出している。
4)「組織運営スキル」・「感情知性(EI)*」に優れていると回答した人は、「オフィスワークよりも在宅勤務の方が好き」または「効率的」と思う割合が多い。
*感情知性– 同僚やチームの感情の動きに共感し、理解する能力
5)女性就業を増やすヒントは「教育機関」からの後押しと、「ロールモデル」との出会い創出。
6)仕事に就業時に重要視されている「ワークライフバランス」(27%)と、就業後にアドバンテージとして評価された「高い柔軟性」(30%)の提供で、さらなる女性就業の後押しを。

1)、4)の調査結果グラフおよびグローバルの調査結果の一部をKaspersky Dailyブログに掲載しています。「Kaspersky調査:IT/テック業界の女性は仕事とキャリアをどのように捉えているか」
https://blog.kaspersky.co.jp/women-in-tech-japan-story/30257/
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■「在宅勤務」について

1)半数以上が「好き」または「効率的」。IT/テック業界の日本の女性に適している「在宅勤務」
IT/テック業界で働く日本の女性のうち、2020年3月以降で、少なくとも一部の期間に在宅勤務をした人の53%と半数以上が「オフィスワークより、在宅勤務の方が好き」または「在宅勤務の方が効率的だと思う」と回答しました。世界の女性(47%)と比較して、日本の女性の方が在宅勤務を好み、また、効率的だと思っている割合が高いことが分かりました。
*調査結果グラフはKaspersky Dailyブログに掲載しています。
https://blog.kaspersky.co.jp/women-in-tech-japan-story/30257/

2)9割以上の日本の女性が「在宅勤務はキャリアアップの妨げにならない」と回答

調査対象の日本の女性のうち、2020年3月以降、少なくとも一部の期間に在宅勤務をした人に、「在宅勤務はキャリアアップの妨げになると思うか」を聞いたところ、93%が「妨げにならない」と回答。世界の女性の82%と比較して11ポイント多く、日本の女性の9割以上と大多数が「在宅勤務はキャリアアップの妨げにならない」と感じていることが明らかになりました。

3)IT/テック業界で働く日本の女性の3人に1人が「コミュニケーション力」に強みを見い出している

自身のスキルについて最も優れていると思うものを聞いたところ、調査対象の日本の女性のうち33%が「コミュニケーション力」と回答し、世界の女性(28%)より5ポイント高い結果となりました。「問題解決力」(36%)、「感情知性(EI)」(30%)、「組織運営スキル」(29%)は、世界の女性と比較すると低い割合となりましたが、いずれも3割程度の日本の女性が回答しています。

在宅勤務を効率的に行うためには前述の全てのスキルが重要になると思われますが、日本の女性は世界の女性と比較して特に「コミュニケーション力」に強みを見い出していることが分かりました。

4)「組織運営スキル」「感情知性(EI)」が優れていると思う人は、「在宅勤務」を好む傾向
日本の女性の「優れていると思うスキル」別に、「オフィスワークよりも在宅勤務の方が好き」または「在宅勤務の方が効率的だと思う」と回答した割合の相関関係を見ると、「組織運営スキルが優れており、在宅勤務の方が好き・効率的だと思う人」(65%)が最も多く、続いて「感情知性(EI)」の人も62%と6割を超え、「コミュニケーション力」の人では55%と、半数以上となりました。
特に「組織運営スキル」、「感情知性(EI)」が優れていると思う人では、日本の女性(53%)や世界の女性(47%)と比較して、「在宅勤務の方が好き」または「在宅勤務の方が効率的だと思う」人の割合が多いことが分かり、2つのスキルは、日本の女性の在宅勤務において、特に大切であるといえそうです。
*調査結果グラフはKaspersky Dailyブログに掲載しています。
https://blog.kaspersky.co.jp/women-in-tech-japan-story/30257/

■ 就業について

5)教育機関による後押しや、ロールモデルとの出会いが女性の就業を増やすカギに
「IT/テック業界を目指して就職する人」を増やすことが日本の業界の課題であるなか、実際にIT/テック業界で働く女性に最初の仕事に就いた経緯を聞き、この業界で働く女性を増やすヒントを探りました。最も多かった就職の経緯は「自分で探した」(日本:51%、世界:44%)で、日本の女性は世界の女性と比較して7ポイント多く、半数以上の人が自らIT/テック業界の仕事を探したことが分かりました。
一方で、「学校/大学から勧められた」(日本:18%、世界:33%)は15ポイント差、「コミュニティのロールモデルとなる女性から勧められた」(日本:8%、世界:19%)は11ポイント差と、世界との差が浮き彫りになりました。日本の女性は、IT/テック業界の仕事に就くために自ら仕事を探す割合が高い一方、世界の女性と比較して教育機関からの後押しや身近な女性のロールモデルとの接点が少なく、これらを世界レベルに近づけることで、IT/テック業界の仕事を希望する日本の女性が増える可能性が感じられる結果となりました。

6)「ワークライフバランス」と「高い柔軟性」の提供が、女性就業のさらなる後押しに
現在IT/テック業界で働く日本の女性が、仕事に就く際の動機として最も重要な要素は「ワークライフバランスに優れた組織」でした。日本の女性(27%)は世界の女性(20%)と比較してこの割合が高く、重要視していることが分かりました。
また、この業界の長所(自身へのアドバンテージ)としても、「高い柔軟性(勤務時間/在宅勤務など)」が2位で30%となりました。
職場環境やワークライフバランスをとれることが現在IT/テック業界で働いている女性たちに重視されており、この長所を伸ばし、仕事と生活の最適なバランスを提供することで、女性がIT/テック業界で働くためのさらなる動機付けにつながると考えられます。

調査結果、およびIT/テック業界で働く女性へのKasperskyの支援の取り組みについては、特設サイト(https://wit.kaspersky.com/)をご覧ください(リンク先は英語)。

【調査概要】
調査期間:2020年11月28日(土)~ 2020年12月7日(月)
調査方法:インターネット調査(アーリントンリサーチ社)
調査対象:世界19か国の18歳以上の男女で、規模を限らず組織でIT/テクノロジー職に就いている13,000人(世界の調査結果には、日本も含まれます)。
英国(1,000人)、ドイツ(1,000人)、フランス(1,000人)、イタリア(1,000人)、スペイン(1,000人)、米国(1,000人)、カナダ(1,000人)、アルゼンチン(500人)、ブラジル(500人)、チリ(500人)、コロンビア(500人)、メキシコ(500人)、ペルー(500人)、オーストラリア(500人)、インド(500人)、マレーシア(500人)、シンガポール(500人)、ベトナム(500人)、日本(500人)。男女比は同数です。

※本リリース上のスコアの構成比(%)は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合もあります。

■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立された世界的なサイバーセキュリティ企業です。Kasperskyが有する深く高度な脅威インテリジェンスと専門性は、常に当社の革新的なセキュリティソリューションやサービスに反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、4億人以上のユーザーを保護し、25万の企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jp をご覧ください。

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